自分に合った商品を|自宅ホワイトニングの種類とそれぞれの特徴まとめ

自宅ホワイトニングの商品を詳しく分析!歯磨き粉タイプとLEDライトタイプを中心にそれぞれの特徴を詳しくまとめました。自宅ホワイトニング商品を購入する前に確認しておくといいでしょう。

自宅ホワイトニングの種類を知ろう

自宅ホワイトニングは歯磨き粉タイプとLEDライトタイプが主流になっていますが、それぞれ歯へのアプローチや使用方法が異なるので比較が大切です。詳しく知ることによってよりご自身にぴったりなホワイトニングが目指せるのではないしょうか。タイプ別の特徴や長所・費用相場などをまとめましたのでご参考ください。

 

歯磨き粉タイプ

歯磨き粉タイプのホワイトニングについて
着色を防ぐ働きや研磨する成分を配合した歯磨き粉のこと。
使用方法や効果も幅広く、商品数も多い。研磨力は商品によって差があるので、選ぶ際には研磨力を調べるために成分表を見ておくといいでしょう。
研磨剤成分には以下のものが挙げられます。

重炭酸ナトリウム
重曹とも呼ばれている。食用ではベーキングパウダーに用いられ、掃除にも使われる。研磨力が強く、エナメル質が傷つきやすい特徴がある。

 

リン酸水素カルシウム
石に匹敵する固さがある。骨粗しょう症の治療薬や妊娠中のカルシウム補給剤として処方されることもある。歯全体の再石灰化を促進することが出来る。

 

シリカ
ケイ素。歯を強化し、虫歯予防の効果がある。研磨力が高いので週1回程度に使用をおさえておくのがお勧め。

 

炭酸カルシウム
歯と骨格を形成している成分。歯に浮いた着色汚れや黄ばみだけを落としてくれるので日ごろから使用しやすい。

 

ヒドロキシアパタイト
ハイドロキシアパタイトとも言う。エナメル質の97%、象牙質の70%を占める。糖やタンパク質、脂質などを吸着、除去する働きの他歯質を強化する効果が期待される。

研磨剤の効果は成分により変わってくることがわかります。
威力の強いものは歯を傷つけてしまうので、使用頻度や普段使っている歯磨き粉と兼用で使うなどの歯を必要以上に傷つけない配慮をしましょう。成分表は左から多い順に記載されているので気になる商品があれば何が多く含まれているのかチェックすることをお勧めします。

 

研磨剤が入った歯磨き粉の注意点

 

LEDライトタイプ

LEDライトタイプの特徴
薬剤を歯に塗り、ライトを当てることによってエナメル質の汚れを浮かせるホワイトニング商品です。歯科クリニックで行うクリニックとほぼ同様のタイプで、コンパクトにキットとして販売されています。
LEDライトタイプは人に安全とされている酸化チタンを薬剤に使用しLEDライトを当てることによって黄ばみを浮き上がらせて除去します。酸化チタンは光を当てると化学反応を促進する作用がある物質である(光触媒※と総称される)ことを利用しています。
歯科ホワイトニングでは酸化チタンでなく過酸化水素を利用し強力な効果が期待できる一方痛みを伴う場合もあり、汚れを落とすのではなく漂白する点が主な違いです。

 

光触媒…光のエネルギーによって、化学反応を促進する物質全体のこと。

 

その他自宅ホワイトニング商品

主流な2タイプの他、自宅で行うホワイトニングの商品は様々なタイプが存在します。いずれを選ぶ際にも「歯を傷つけすぎない」商品を選択することをお勧めします。

 

マウスウォッシュタイプ

マウスウォッシュ型のホワイトニング。デンタルリンスとも呼ばれ、基本的には口臭・虫歯・歯周病ケアに用いられることが多い。うがい後にブラッシングすることが推奨されている。

 

マニキュアタイプ

塗料を歯に塗るタイプのホワイトニング。歯を削ることなく手軽に行えるが、歯本来の色よりも着色しやすく自然な印象には近づけない。

 

消しゴムタイプ

研磨剤入りのシリコンゴム(もしくはただのゴム)で歯の表面を削るもの。エナメル質を傷つけ着色汚れを進行させてしまう恐れもある。

自分に合ったホワイトニング商品を選ぼう

自宅ホワイトニングの種類をおわかりいただけましたでしょうか。
歯磨き粉とLEDライトタイプの2種類をメインに取り上げましたが、自宅で出来るホワイトニングの商品はこの他にも数多く存在します。しかし、中には十分な効果を実感できないものや歯を傷つけてしまう商品までありますので成分や使い方を十分に調べてから使用しましょう。

page top